マウスウォッシュのおすすめ10選!矯正を考えている人向けに紹介
口内環境に気をつけたいとき取り入れたいのがマウスウォッシュです。今回は数あるなかから、おすすめの10アイテムをピックアップしました。さらに使用法や注意点なども合わせて解説します。
- 歯科医院名:緑のテラス歯科クリニック
- 歯科医師名:院長 丸山啓介先生
- サイトURL:https://midori-terrace.com/
マウスウォッシュは、口に含んですすぐだけで、口臭や虫歯、歯周病、歯の黄ばみといった口のトラブルを予防する効果があります。口内環境にとくに気をつけたい矯正治療中の方は、ぜひ取り入れたいと考えているのではないでしょうか。
しかし、数ある製品のなかでどれが自分に最適なのか、迷ってしまうかと思います。本記事では、そんなマウスウォッシュのおすすめ商品をピックアップし、さらに周辺情報や使い方などについてまとめます。
Contents
おすすめのマウスウォッシュ10選
まずは、おすすめのマウスウォッシュを10点紹介します。ひとつひとつ特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
エフコート
エフコートは、第3類医薬品に指定されているマウスウォッシュです。「メディカルクール」と名付けられた大人っぽい爽やかな香味が特徴で、使用後はすっきりした爽快感が味わえます。
有効成分として配合されているフッ素は、エナメル質の修復・強化を促すので、虫歯予防効果が期待できます。うがいをすることでフッ素が歯と歯の間や噛み合わせ部分などの細かい部分にも効率よく行き渡り、口をゆすぐ必要がないことから、フッ素が口内にとどまりやすい設計になっています。
1日1回食後または就寝前の使用が推奨されているため、日中持ち運ぶ必要がないところも魅力です。
クールミントゼロ
リステリンと言えば、世界50か国以上で愛され続ける老舗ブランドです。殺菌効果や鎮静効果のある4つの薬用成分を独自処方し、天然由来の植物から発見された4種類のエッセンシャルオイルも配合しています。
4つの薬用成分を合わせて配合することで、細菌の塊(バイオフィルム)に対して強い殺菌能力を発揮し、お口の3大トラブル「口臭」「歯垢の沈着」「歯肉炎」を予防します。
リステリンクールミントゼロは、爽やかなミントフレーバーです。従来のマウスウォッシュ特有の刺激が少なく、マイルドでありながらすっきり爽快な使用感で、刺激や辛さが苦手な方におすすめです。
クイックウォッシュ
歯垢を分解・除去する成分「デキストラナーゼ酵素」が配合されており、すすぐだけで歯垢(プラーク)を分解・除去し、虫歯や口臭予防の効果が期待できます。
ノンアルコールタイプなので、刺激が苦手な方やアルコール成分が気になる方、子どもや妊娠中の方でも安心して使用できるところが魅力です。
家の洗面台に置いて家族で使える450mlサイズと、持ち歩きに適した80mlサイズの2サイズ展開なので、1日通してのオーラルケアをこれひとつで完結できます。
ハイザック
塩化亜鉛配合のマウスウォッシュです。塩化亜鉛は、口臭の主な原因とされる「VSC(揮発性硫黄化合物)」と結合して非揮発性となることで、口臭抑制に高い効果を発揮する特徴があります。
ハイザックには、洗口直後から口臭物質を抑制しはじめるという即効性があります。そのため、リンスタイプの使用のほか、持ち歩きに適したスプレータイプも持っておくとよいでしょう。
ただし、即効性がある分、口内の汚れの状態によって効果の持続時間にムラがあり、時間の経過とともに効果が薄れてしまう弱点もあります。舌の清掃や、定期的な歯科医院でのクリーニングなどとの併用がおすすめです。
ピュオーラ 洗口液
口内トラブルの原因菌に素早く浸透するエリスリトールと、殺菌効果のある塩化セチルポリジニウム(CPC)が配合されています。2つの成分が口内のねばつきや口臭、歯肉炎などの口内トラブルの原因にさっと浸透し、殺菌・口臭予防します。
また、1回の使用で口内を長時間殺菌コートし、新たな歯垢の付着を防ぐという効果も期待できます。ボトルは持ちやすいくびれのある形状で、そそぎすぎやこぼれを防ぐノズルタイプになっており、物理的な使用感にもこだわって作られているところも特徴です。
メディカルコート
第3類医薬品で、食後または就寝前の1日1回、30秒~1分間口をすすぐだけで、高い虫歯予防効果が期待できます。また、メディカルコートによるマウスウォッシュを継続することで、フッ素が歯にとどまりやすくなり、さらに効果が持続します。
刺激が苦手な人でも使いやすいノンアルコールタイプで、ライチミントの香味が子どもから大人まで幅広い年代に支持されています。ほかのミントタイプのマウスウォッシュに比べて甘味が強いので、家族全員で長く使うことに適しています。
NONIOマウスウォッシュ
殺菌成分である塩化セチルピリジニウムを配合し、口臭の原因菌を殺菌し、菌の増殖を抑制します。薬用成分とブレスリフレッシュ成分で、長時間クリアな息が持続するマウスウォッシュです。
フレーバーは、すっきり爽やかなクリアハーブミントと、フレッシュで爽快なスプラッシュシトラスミント、低刺激で穏やかな使い心地のノンアルコールハーブミントの3フレーバー展開です。それぞれに天然ミントが配合されており、その柔らかい清涼感が魅力です。
持ち運びしやすい80mlボトルから、600ml、1,000mlの3サイズ展開です。つめかえ用も販売されているため、ボトルごと買い替える必要がないところも便利です。
ロングスピンX
薬用成分である塩化セチルピリジニウムやキシリトールなど複数の殺菌成分が配合され、口臭や歯周病、虫歯予防の効果が期待できるマウスウォッシュです。原料・成分・製法にこだわり、国内の自社工場で一貫生産しています。
1回分の14mlずつが個包装になっているため、コンパクトで持ち運びに適しています。ポーションタイプのカップ形状となっており、そのまま口に含めるので、外出先でも気軽に使えて便利なところも魅力です。
定番のミントフレーバーで、すっきりと爽やかな使い心地をもたらします。ほかに1回使い切りのスティックタイプ、50mlミニボトルの据え置きタイプが販売されています。
オクチレモン
口の中の汚れや磨き残しを除去し、口臭の原因となる口内のタンパク質を固めて洗い流します。その名のとおりの爽やかなレモン味で、アルコールフリーの低刺激タイプです。
口に含んで20秒ほど口の中をゆすぎ、液体を吐き出すと、口の中に残っていたタンパク質が固形化して表れます。落ちた汚れを目で確認できるので、爽快感もひとしおです。
汚れを除去した後は、プロポリスエキスが歯を抗菌します。1回分ずつコンパクトな個包装になっているので、どこでも持ち歩いて毎食後に口臭ケアしたい方にはおすすめです。
オクチグレープフルーツ
携帯口内ケア「オクチシリーズ」から、こちらのグレープフルーツ味は、汚れが「見えない」タイプです。
オクチレモンと同じく、口に含んで20秒ほど口の中をゆすぐという使用法ですが、吐き出した液体は透明なままなので、人目を気にすることなく使えます。もちろん効果はオクチレモンに引けを取りません。ノンアルコールの低刺激、衛生的な個包装タイプです。
マウスウォッシュの選び方
マウスウォッシュは、欲しい効果と使い勝手の両面から選びましょう。ここからはその選び方を解説します。
成分配合で選ぶ
マウスウォッシュは、その目的によって求める配合成分が異なります。そのため、どのような効果が欲しいのか考えて選ぶとよいでしょう。
口臭が気になる場合
口臭の主な原因には、歯周病や舌の上に溜まった汚れなどが挙げられます。日本訪問歯科協会によると、人間の口内には約300~700種類の細菌が常在し、歯磨きが上手な人でも1000億個ほどの細菌がいるとのことです。
さらに、歯磨きがあまり上手ではない人で5000億個、ほぼ磨かない人にいたっては1兆個もの細菌が定着しているとされています。
さらにその細菌の多くは、普段の歯磨きでは磨かない頬や舌などの粘膜に付着したままになっているのです。口臭の主な原因は、そんな細菌たちが出すメチルメルカプタンや硫化水素、ジメチルサルファイドなどのVSC(揮発性硫黄化合物)ガスです。
これを除去するには、殺菌成分(塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、エタノールなど)が配合されたマウスウォッシュで細菌の数自体を減らすのが効果的です。
また、臭いを抑制する成分(亜鉛化ナトリウム、塩化亜鉛など)が配合されたものや、メントールや爽やかなフレーバーで口内自体をリフレッシュしてくれるものもおすすめします。
虫歯や歯周病が気になる場合
虫歯・歯周病予防をしたい方は、殺菌成分や歯をコーティングしてくれる成分を含んだマウスウォッシュをおすすめします。
まずは歯ブラシでしっかりと歯磨きを、できれば歯間ブラシやフロス、舌苔専用ブラシなども併用して、口内を十分にきれいにしてからマウスウォッシュを使うようにしましょう。
虫歯や歯周病は、歯に付着する細菌の塊(プラーク)によって起こります。プラークが歯のエナメル質を溶かし、穴が空いてしまったものが虫歯、歯茎が炎症を起こしてしまったものが歯周病です。
歯周病を予防したい場合は、殺菌成分であるIPMP(イソプロピルメチルフェノール)やCPC(塩化セチルピリジニウム)、抗炎症成分であるグリチルリチン酸やTXA(トラネキサム酸)などが配合されているものがよいでしょう。
また、虫歯を予防したい場合には、歯のエナメル質を守るフッ素が配合されているものを選びましょう。
厚生労働省が出している「フッ素洗口マニュアル(2022 年版)」によれば、小学校6年間にわたってフッ化物洗口を集団実施したところ、40~50%程度のう蝕(虫歯)予防効果が得られているというデータが出ています。また、洗口開始年齢が低いほど、高いう蝕予防効果が得られています。
さらに、18~31歳の成人を対象に、濃度225ppmのフッ化物を使って週5回の洗口を2年間行った場合は、40%程度のう蝕抑制率が得られたという報告もあります。これらの結果を見るに、フッ素で習慣的に洗口することには、一定の効果がみられるということが証明されているということです。
ただし、歯にプラークがたくさんついている状態でマウスウォッシュを使用しても、あまり効果は発揮されません。事前に歯磨きでプラークを除去し、残った細菌をマウスウォッシュで洗い流すイメージで併用するのが理想的な使用方法です。
歯の黄ばみが気になる場合
歯の黄ばみが気になる場合は、着色汚れを落とす成分と、着色しにくくなる成分を含んだものを選ぶのがよいでしょう。ホワイトニング効果を持つマウスウォッシュがそれに該当します。
歯の黄ばみの原因は、加齢とステインです。ステインとは、コーヒーやワインなどの色の濃い食品に含まれる色素が歯の表面に付着してしまったものを指します。これを落とす成分としては、ポリエチレングリコール(PEG)、ピロリン酸ナトリウムが当てはまります。
落とすだけではまたすぐにステインが付着してしまいますので、着色汚れを落とし、さらに歯の表面をコーティングしてくれるポリリン酸ナトリウムなども配合されているものを選ぶとなおよいでしょう。
ただし、マウスウォッシュや歯磨きを使ってのホワイトニングには限界があります。確実に歯を白くしたいと考えている方は、歯科医院で本格的なホワイトニングの施術を受けてください。
アルコールの有無で選ぶ
マウスウォッシュ特有の爽快感は、アルコールによる効果です。しかし一方で、口に含んだときに感じる刺激もアルコールの作用なのです。この刺激によって口の中がすっきりしたと感じる方も多い一方、刺激が強くて苦手だという方もいるでしょう。
マウスウォッシュに含まれるアルコール成分は、ほとんどがその使用感のために使われるものです。ノンアルコールだからといって効果が薄れるわけではなく、殺菌作用などの効果に影響はありません。
そのため、この刺激が苦手な方や小さい子ども、妊娠中の方には、ノンアルコールのものをおすすめします。とくに、マウスウォッシュのように毎日継続的に使用することでより効果を発揮できるアイテムは、何より使いやすいことが大切です。
持ち運びやすさで選ぶ
マウスウォッシュを習慣にしている人は、さまざまなシーンでの利用を考えているでしょう。ここでは、サイズの違いでどんな利点が生じるのかについて解説します。
ボトルタイプ
店頭で一番よく見かけるボトルタイプは大容量のものも多く、コストパフォーマンスに優れています。ボトルタイプは、利用シーンによって求められるサイズ感が異なります。
家で使うだけなら大容量でもかまいませんが、持ち運びや複数の箇所に置いておきたい場合など考えて、小ぶりなものを併用するのもひとつの方法です。また、詰め替え用のものがある商品なら、複数のサイズのボトルを効率的に使い分けられるでしょう。
個包装タイプ
出先でもマウスウォッシュを利用したい方には、個別包装タイプのマウスウォッシュがおすすめです。ポーションタイプのほか、スティックタイプも販売されています。
1回分ずつ小分けにされていればかさばらないので、バッグに常備しやすく、会社のデスクの引き出しに入れておくことも可能です。
外出の際は、こうした1回使い切りタイプのものが衛生的であり、持ち運びにも困りません。家庭では据え置きのボトルタイプ、バッグには個別包装タイプといったように、シーンで使い分けてみてください。
マウスウォッシュの使い方
マウスウォッシュは、虫歯や歯周病の予防や口臭の防止に効果的なツールです。しかし、正しい使用方法を理解しなければ、その効果は十分に発揮されません。
ここからは、マウスウォッシュの効果的な使い方について紹介します。以下の方法を守って使用してください。
1.歯垢と舌苔を落とす
マウスウォッシュは、口の中の菌を殺菌することを目的としています。つまり、ある程度口内がきれいな状態になったところで使う必要があります。
細菌のかたまりである歯垢や舌苔は、歯ブラシなどで物理的に落とさなければ除去が難しいものです。こうした汚れが口内に残ったままマウスウォッシュを使っても、効果は半減してしまいます。
2.数十秒ほど口に含む
マウスウォッシュを使っても、一瞬で吐き出してしまっては、効果は十分に発揮されません。15秒〜30秒は口の中に含み、薬用成分が隅々まで行き渡るようにぶくぶくうがいしましょう。
ただし、フッ素入りの歯磨き粉を使用した場合は、うがいをすることでせっかく歯をコーティングしたフッ素が薄まってしまいます。虫歯予防を第一に考えるなら、就寝前のマウスウォッシュ使用を控えるか、フッ素配合のマウスウォッシュを使用するようにするとよいでしょう。
3.使用直後の飲食を控える
マウスウォッシュの効果を持続させたいなら、使用直後の飲食は控えましょう。マウスウォッシュの効果は、長いもので12時間ほどですが、せっかくマウスウォッシュで殺菌したのにすぐに飲食してしまうと、また細菌が繁殖してしまいます。
少なくともマウスウォッシュ後の30分間は飲食を控えることをおすすめします。また、マウスウォッシュ後の水うがいも、効果を薄めることになりますので、避けてください。
マウスウォッシュを使う際の注意点
マウスウォッシュの正しい使用法を理解したところで、次は注意点についてお伝えします。
歯磨きの代わりにはならない
マウスウォッシュは、毎日の歯磨きをサポートするためのツールです。マウスウォッシュを使用するとさっぱりした爽快感がありますが、それ自体に歯垢を落とす効果はないので、歯磨きの代わりにはならないということを覚えておきましょう。
歯磨きが不十分であれば、いくらマウスウォッシュで殺菌しても、虫歯や歯周病を避けることはできません。きちんとしたブラッシングによって、プラークを除去した状態で使用することが前提となります。
口の中にトラブルがある場合は使用を控える
口内にトラブルや傷がある場合、マウスウォッシュの殺菌効果が強い刺激となってしまう場合があります。無理に使用すると、さらなるトラブルを引き起こす場合もあります。
歯磨きをした際の歯茎からの出血であれば問題ありませんが、口内に強い炎症や傷がある場合、苦痛と感じるほどの刺激がある場合は、使用を控えるようにしましょう。
過度な使用を避ける
マウスウォッシュを使って口内を清潔に保つのはよいことですが、何事もやり過ぎには要注意です。あまりに使用頻度が多いと、口内環境を乱す原因になってしまいます。
人間の口内には細菌がたくさん存在しています。そのなかには、一定数であれば害のない菌や、安定した口内環境のために必要な菌もあるのです。マウスウォッシュで頻繁に掃除してしまうと、それらも死滅してしまいます。
そのように口内の細菌バランスが崩れてしまうと、悪い細菌が増殖するだけでなく、本来よい作用をもたらす細菌が暴れて、口腔カンジダなどを引き起こされる場合があります。マウスウォッシュを使う際は、1日1〜3回くらいにとどめておくようにしましょう。
虫歯や歯周病などは治せない
マウスウォッシュは主に予防を目的としたアイテムのため、すでに起きている口内トラブルを改善させる効果はありません。医薬品ではないものがほとんどで、虫歯や歯周病などを治すことはできないのです。
また、虫歯や歯周病などが自然治癒する可能性はほぼありません。放っておけば少しずつ進行するだけなので、違和感があればすぐに歯科医院を受診して治療するようにしましょう。
対象年齢を確認する
マウスウォッシュを子どもに使わせる場合は、商品の対象年齢をチェックしましょう。子どもの口内の粘膜は大人よりもずっと敏感で、大人と同じような刺激にはまだ耐えられません。マウスウォッシュの刺激が、子どもの柔らかい粘膜に痛みや粘膜異常を引き起こしてしまう場合があります。
また、アルコール成分に関しては、アレルギーに対する注意も必要です。家族で使う場合には、全年齢対象または子ども専用の商品を使うなどの工夫してください。
マウスウォッシュとデンタルリンスの違い
マウスウォッシュの購入を検討する際、ドラッグストアなどで近くに「デンタルリンス」が陳列されているのを見かけることがあるでしょう。
マウスウォッシュとデンタルリンスの違いについて解説します。
効果
デンタルリンスは「液体歯磨き」と呼ばれることもあります。その呼ばれ方のとおり、液状の歯磨き粉を指します。
ペースト状の歯磨き粉やマウスウォッシュと同様、虫歯予防、歯周病予防など配合成分によって効果が異なります。口臭予防はもちろん、製品によっては歯周病などの口腔疾患の予防を目的としたものもあります。
液体なので、ペースト状の歯磨き粉に比べると、歯と歯の間の狭いすき間にも入り込むことが可能です。口内のすみずみに液体が広がるので、しっかりと成分が口内に浸透するのが特徴です。
しかし、デンタルリンスはあくまでも「歯磨き粉」です。マウスウォッシュのようにぶくぶくするだけではなく、口に含んでから吐き出し、あるいは口に含んだまま、歯ブラシを使ってブラッシングすることが必要となります。
また、デンタルリンスは歯磨き粉の一種ですが、研磨剤は配合されていません。そのため、ペースト状の歯磨き粉に比べると、着色汚れを除去する機能は一般的に低くなります。着色汚れを落としたい方は、対応する成分が含まれているものを選ぶか、ペースト状の歯磨き粉を使うことをおすすめします。
使用方法
パッケージに記載されている規定の量を口に含んで、全体に行きわたらせるようにしたあと、そのまま歯ブラシでブラッシングします。
口に含んだままのブラッシングは難しいという場合は、20秒ほどぶくぶくうがいをしてから吐き出し、その後にブラッシングするのがよいでしょう。また、仕上げに水で口内をゆすぐ必要はありません。
矯正中にあると便利なお口ケア道具
矯正中は普段より丁寧な口内ケアが求められます。歯ブラシやマウスウォッシュだけでなく、タフトブラシや歯間ブラシなども併用するとよいでしょう。おすすめのグッズを紹介します。
タフトブラシ
タフトブラシとは、小さなヘッドに毛束が1房だけ付いているタイプの歯ブラシです。普通の歯ブラシでは届かない場所を磨くのに適しています。
まずは、普通に歯全体を磨いたあと、矯正途中で歯並びがでこぼこしている箇所や歯と歯が重なっている所、歯と矯正器具の隙間、ワイヤーの真下などをタフトブラシで磨くようにしましょう。
ワイヤーの上や下から毛先を押し込むようにし、矯正装置の形状に合わせて角度をつけて磨くのがおすすめです。
デンタルフロス
デンタルフロスとは、歯と歯の間や矯正器具のまわりを掃除するための糸状のツールです。1本の長い糸状になっていて、必要な分を切って使う糸まきタイプと、ホルダーにデンタルフロスが取り付けられているホルダータイプがあります。
とくに歯と歯の間やワイヤー周りの汚れを取り除くには、デンタルフロスは有効です。ワイヤーの上下からデンタルフロスを通して、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間や歯の根元、歯と矯正器具の間の汚れを取り除きましょう。
くれぐれも歯茎を傷つけてしまわないように、ごく軽い力で行うのがポイントです。
歯間ブラシ
歯間ブラシとは、歯間磨き用に細長く設計されている小さなブラシです。プラスチックの細かい毛でできたものと、シリコンでできたものがあります。
とくにブラケットの付け根の角、ワイヤーの下などは、食べかすや歯垢が溜まりやすく、歯ブラシの毛先が届きにくいため、隙間に歯間ブラシを差し込んで磨くのが適しています。その際には、歯間ブラシに研磨剤が入った歯磨き粉を付けて磨くとさらに効果的です。
ジェットウォッシャー
ジェットウォッシャーとは、水流の力で歯と歯の間の汚れをかき出すツールです。「歯間洗浄機」「口腔洗浄機」「ウォーターピック」などとも呼ばれ、歯間ブラシやデンタルフロスでも届かないような場所も掃除できます。
ただし、あまりジェットウォッシャーの水流が強すぎると、歯や歯ぐきを傷つけてしまうおそれもあるので、使用の際は水流の設定と噴射距離に十分留意するようにしましょう。
矯正ならTI-A-LINEがおすすめ
マウスピース矯正TI-A-LINEをご存じでしょうか。従来の矯正器具に比べて目立たず手軽に始められる透明マウスピース型矯正ですが、なかでもリーズナブルで手軽なことに定評のあるTI-A-LINEについて、ここで紹介します。
TI-A-LINEとは
TI-A-LINEは、自宅にいながら低価格で矯正治療ができる、マウスピース型矯正器具です。初回に型採りをしてしまえばその後の通院は不要で、全国どこからでもTI-A-LINEを利用することが可能です。
また、TI-A-LINEのマウスピースは、医学的に無害な透明な材料(ペットボトルに使用されているポリエチレンテレフタレート)で作られています。厚さは約0.8mmで、歯に装着した状態でも目立たず、違和感がほとんどありません。
気になるお値段は、月額3,800円(税込)~と大変リーズナブルに設定されています。お支払い方法も、クレジットカード払いと銀行振込の両方に対応しています。
TI-A-LINEのメリット
なんといっても、一番のメリットはその価格です。一般的な矯正治療の相場が800,000円〜1,000,000円なのに対し、TI-A-LINEは総額91,200円(税込)~360,000円(税込)とかなりリーズナブルな設定となっています。
もちろんサポートもしっかりと行っています。シミュレーションは、矯正前にユーザー一人ひとりの歯並びを確認し、無理のない適切なシミュレーションで設計しています。
また、初回の型採りをもとに、スタートからゴールまでのマウスピースを製作し一括で配送するため、通院や型採りの負担が軽減されています。
マウスピースは2週間ごとに交換となりますが、TI-A-LINEでも付け替え時期をお知らせしていますので、付け替え忘れの心配もなく、矯正完了まで安心して利用できます。
TI-A-LINEの利用方法
TI-A-LINEは簡単な4ステップで利用できます。まずは「無料相談フォーム」の画面から情報を入力、送信してください。24時間以内に案内が返信されます。
案内を受け取ったら、早速歯型採りとシミュレーションとなります。実際の歯型を確認後、さらにそれぞれの悩みに沿ったビフォーアフター動画も確認できるので、分かりやすく安心です。
型採りが済んで、シミュレーションのプランに合意すると、オーダーメイドのマウスピースが製作され、自宅に矯正キットが配送されます。ここから矯正スタートです。
2週間ごとの付け替えのお知らせや、問い合わせサポート、破損等の相談など、矯正完了まで充実のサポートで伴走します。何か不安があれば、電話やLINEから相談してみましょう。
「横顔の美しさはEラインが重要」と耳にしたことはないでしょうか。このEラインを美しく整える方法のひとつに、歯並びの改善があります。こちらの記事では、Eラインとは何か、また口ゴボが悪化する習慣についても解説しています。
まとめ
マウスウォッシュは、口臭予防やホワイトニング、歯周病・虫歯予防などの効果が期待できるツールです。欲しい効果に合わせた配合成分のマウスウォッシュを選択し、歯磨きと併用することで、より効果を発揮します。
矯正治療中は、より丁寧な口内ケアが求められますので、タフトブラシやデンタルフロスなど、記事内でご紹介したツールも合わせて使用することをご検討ください。
これから歯列矯正をお考えの方には、透明マウスピース型矯正器具TI-A-LINEがおすすめです。月額3,800円(税込)〜というリーズナブルな価格で、全国どこでも、矯正終了までに必要なマウスピースを一括配送します。
アフターフォローも万全ですので、安心して矯正に取り組めます。まずはホームページからお問い合わせください。TI-A-LINEなら、快適な矯正ライフをお約束します。