マウスピース矯正が安い理由
『できるだけ安く矯正をしたいけれど、安い分矯正って本当に大丈夫なのか少し心配…』
と思われる方は多いのではないでしょうか。
現在多くのマウスピースブランドがインターネット上に出てきますが、
その中でもどれくらいの料金で矯正ができるかは、矯正をする上での大事な判断材料の一つです。
今回は、TI-A-LINEのマウスピース矯正がどうして安くご提供できるのかを解説していきます。
矯正をしたい方の後押しができれば幸いです。
- 歯科医院名:緑のテラス歯科クリニック
- 歯科医師名:院長 丸山啓介先生
- サイトURL:https://midori-terrace.com/
Contents
マウスピース矯正が安く実現できる理由
TI-A-LINEのマウスピース矯正が安く実現できる理由として、以下の3つが挙げられます。
オリジナルのマウスピースカットデザイン
矯正で使用していただくマウスピースには、歯と歯茎の境目である歯頚ラインに沿ってカットするパターンのデザインもございますが、TI-A-LINEでは、全てのマウスピースを歯茎まで覆うオリジナルデザインのストレートカットに統一することで、作業の効率化を図っております。
統一のデザインだと効果が出ないのでは?と思われるかもしれませんが、歯型自体はもちろんお客様お一人お一人にあわせたオーダーメイドのものになりますので、矯正の効果に影響がでるわけではありませんので、ご安心くださいませ。
抜歯なしの部分矯正
TI-A-LINEは抜歯等の処置を行わない【部分矯正】となります。
全体矯正の場合、臼歯からしっかりと全体的に歯を動かし、動かすのにスペースが足りない歯並び(主に重度のがたつきや前突)の方は、抜歯等の処置を行う必要があることもございます。しかし、TI-A-LINEは前歯部を中心として抜歯等も行いません。
今あるスペース内で無理のない範囲で動かしていくことになりますので、歯の移動も限定的になります。その分使用するマウスピースも全体矯正に比べ少ない枚数で行い、結果的にマウスピースにかかる製作費がお安くなります。
3Dプリンタを活用
全てのマウスピースは、3Dプリンタを使用し製作されています。
またシミュレーション時に一からゴールまでの設計も行っており、一度にすべてのマウスピースを3Dプリンタで製作し発送までを行うことになります。このように作業の一部をデジタル化することにより製作コストを削減しているというのも、安くご提供できる理由のひとつです。
安いマウスピース矯正のメリットとデメリット
矯正を始める際、できるだけ金額は押さえたい、でも自分の口の中のことだから、他と比べて安いものを使用するのは少し不安だ、という方も多いかと思います。
メリット
どんなものでもメリット・デメリットがありますが、まず安いマウスピース矯正のメリットとして挙げられるのはやはりその金額でしょう。
矯正期間によって使用するマウスピースの枚数も変わりますので、それにより金額も変わります。気になるところをピンポイントで改善したい方にとっては、短い期間で見た目が綺麗になるため、安いマウスピース矯正を選択することはメリットと言えるでしょう。
デメリット
デメリットはその反対で、動かせる範囲が限定的になるため、全体的に改善させたい方にとっては『もっと前歯が内側に入ってほしい』『もう少しきれいな歯列アーチをつくりたい』など、物足りなく感じる可能性もございます。
またもう一つのデメリットとして、自分でマウスピース交換を行うなど、管理を全て行わなくてはならないため交換時期を忘れてしまう可能性があります。
自己管理ができない場合は中々計画通りに矯正が進みませんので、スケジュールアプリなどをうまく使いながら進めていけるよう注意が必要です。
失敗しないポイント
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と異なりご自身での管理が必須となります。
日々の装着の仕方が成功のカギを握りますので、マウスピース矯正を成功させるために以下の3つのことに注意していきましょう。
装着時間・期間を厳守する
TI-A-LINEのマウスピース矯正は20時間以上のマウスピース装着を、2週間継続していただき、次のマウスピースに交換してくという流れになります。
もしも装着時間が不足してしまうと、少しずつ歯とマウスピースの形がずれていき、歯が当初の計画通りに動かなくなる恐れがあります。1日20時間以上の装着が必要になりますので、装着時間は厳守でお願いいたします。
正しい着脱を行う
いくら装着時間を厳守できていても、少し浮いていたり、外す際に破損してしまったりと、正しく着脱できていなければ意味がありません。装着の際は付属のチューイを使用しグッと噛み、歯とマウスピースをしっかりフィットさせることを意識しましょう。
またマウスピースを外す際は、同じく付属のリムーバーを使用し、全体的に少しずつ浮かせながら外すようにしましょう。この時、一方向から思い切り力を入れてしまうと破損する可能性がありますので、必ずゆっくり、そして少しずつ浮かせることがポイントです。
モチベーションを最後まで維持する
基本的にマウスピースの管理はお客様にお願いしております。
そのため、痛みや違和感に慣れないことや、常にマウスピースを装着している状態が辛いと、ストレスを感じてしまったり、気持ちが落ちてしまい途中で矯正をやめたくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、せっかくお金をかけて矯正を始めたのに、途中でそのようになってしまうのはもったいのないことですので、是非綺麗になったあとの自分を想像して、ゴールまではモチベーションは落とさないように過ごしましょう。
オススメはSNS等で矯正をしている仲間を見つけたり、矯正をしてよかった、という人の体験談を聞くことです。また自分の歯があまり動いていないと感じても、実は最初に比べると大きく動いていた、なんてこともありますので、月に一度はご自身の歯並び写真を撮って比べてみると良いかもしれませんね。最後まで頑張っていきましょう。
安いマウスピース矯正をお勧めできない人
TI-A-LINEのマウスピース矯正の安さの理由として、上記に記載したように、前歯部を中心とした部分矯正という項目があげられます。つまり、部分矯正で改善できない歯並びの方にはおススメできません。
全体的に歯並びを改善したい、口元を大きく下げたいなどの場合は、抜歯等が必要な全体矯正の方が理想の歯並びになることが多いので、TI-A-LINEのような安価でできる部分的なマウスピース矯正には向いていないかもしれません。
また自己管理ができない方も、取り外しが自由にできるマウスピース矯正ではなく、強制的に装着されているワイヤー矯正のほうが向いていると言えますので、金額と生活スタイル等も考慮しながら自分に合ったほうを選ぶようにしていきましょう。
安価なマウスピース矯正のブランド一覧
現在インターネットで『マウスピース矯正』を調べると、安価なものから少し高めのものまで多くのブランドがございます。そのため、何がどう違い、結局どのブランドのものを選べば良いか分からない方も多いのではないのでしょうか?
一部ではございますが、以下を参考にされてみてください。
ブランド名 | 費用 | クリニック | 対応範囲 |
キレイライン | 19.8万円~46.2万円 | 全国の125院以上の 提携クリニック | 前歯部のさまざまな歯並び |
ローコスト矯正 | 部分:30万円~ 全体:45万円~ | 関東を中心とした全国の 提携クリニック | 全体矯正 軽度~重度 |
Hanaravi | 30万円~60万円 プランごとに異なる | 東京、大阪などの一部の クリニック | 全体矯正 軽度~重度 |
まとめ
TI-A-LINEは前歯を中心とした部分矯正のみに対応しており、料金は91,200円~360,000円となります。料金はプランごとに分かれている訳ではなく、お客様の現在の歯並びから改善させるのにどの程度の期間がかかりマウスピースは何枚必要かによって決定されますので、詳しくはシミュレーションでご案内させていただきます。
またご利用は全国のどこからでも可能でございますので、是非一度お問い合わせくださいませ。